「この世界の片隅に」感想

 

こんばんは高円寺北 美容室 Hair&Make-up isshです。

昨晩、予定通りレイトショーに行ってまいりました(^^)

沢山のお客さまに推薦されていた映画…「この世界の片隅に」をやっと鑑賞です。

僕(シュウ)の映画鑑賞基本スタイルは、

行く前にビールを入れ、劇場内でもビール&ポップコーンなのですが、

今回は映画館まで車で行ったので、

珍しくアルコール無しのプレーンな状態で観てきましたw

そんな冷静な状態!?で観た「この世界の〜」は…一言で語れない映画でした。

もうご覧になった方が多いので、今さらの感想ですが…

まだ観ていない方に少しだけ語ってみたいと思います(^^;)

物語のインパクト(演出)を最小限にしているので、全体的にほわ〜っとした印象。

ほのぼのとした描写の作品なので、

何か物足りなさを感じてしまう方がいるかもしれませんね。

けれど、「こう思わせよう」という演出が少ないことで、ジンワリと心に響いてくる。

料理に例えると、調味料を最小限に抑えた割烹料理かな。

シンプルな素材とダシの味…

全て食べ終えたあとに「ほっこり」としてしまうような、

「ジーン」とくるような…そんな感じ。

過剰なスパイスを使っていない素朴さが、かえって心に語りかけてくる。

鑑賞後…映画館を出て、何も考えられず夜空を見上げて深呼吸をしていました。

自然と、亡くなったお爺ちゃんや叔父さんを思い浮べました。

今ある生活のありがたさ…と言ったら薄っぺらい表現になってしまいますが、

なんとも言えない余韻でした。

先週観た「ラ・ラ・ランド」と真逆ともいえる映画で、

心の整理がなかなかつかなかったけれど、

「この世界に〜」は間違い無く良い映画でした。

そして、この作品の監督 片淵さんが以前作った「マイマイ新子と千年の魔法」。

このDVDも持っているけれど、僕はそれよりも今作品のほうが数倍好きかな。

映画をエンターテインメントとして考えると、

「マイマイ新子〜」は、ドラマチック演出がゼロの日常を描いた作品。

「この世界の〜」は、時代背景そのものがドラマチックで、それが演出になっていた。

その分、わかりやすくて観やすかったです。

どちらも、観れば観るほどに心に響く作品なんだと思います。

片淵ファンの方のレビュー…それ以外の方の感想も知りたくなりました(^^)

そうそう!演出といえば…

主人公のすず の声を担当した、のんちゃんの起用が一番の演出だった気がします。

彼女の声にとても癒されました。彼女あっての「この世界の〜」ですね。

素晴らしかったです♪ もう一度…今度はお酒を片手に観てみたいですね(笑)

まだご覧になっていない方は…ぜひ!!!

戦争を知らない僕ら世代には貴重な映画かもしれません。

 

ではでは、本日もイッシュBlogをご覧頂きありがとうございました。

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